内装仕上工事基幹技能者とは

基幹技能者の確保・育成の意義

建設産業において、生産性の向上を諮るとともに、品質、コスト、安全面での質の高い施工を確保するためには、建設現場で直接生産活動に従事する技能労働者、とりわけその中核をなす職長等の果たす役割が重要です。
このため職長等を中心とした技能労働者の中から、適切な施工方法、手順についての提案・調整、一般技能者に対する効率的な指揮指導を行うことの出来る者を「基幹技能者」として位置づけ、その確保・育成・活用を推進することにより、建設生産現場の生産性の向上・建設生産物の品質の確保を図ることとしています。

基幹技能者とは

熟練の技を持った技能者でそれに加えて施工管理(品質管理、原価管理、安全管理等)のマネージメントができる。
技術的能力を保有し現場の責任施工を担える、いわば上級職長にいちづけられる優れた技能者です。

基幹技能者の建設現場における役割

基幹技能者は、建設工事現場において職長として、おおむね次の業務を内容とし、現場における直接の生産活動において中核的役割を担います。

  1. 現場の状況に応じた施工方法等の提案、調整等
  2. 現場の作業を効率的に行うための技能者の適切な配置、作業方法、作業手順等の構成
  3. 生産グループ内の一般の技能者の施工に係る指示・指導
  4. 前工程・後工程に配慮した他の職長等との連絡調整

基幹技能者資格の整備状況等

基幹技能者の資格制度については、国土交通省が「建設産業政策大綱」(平成7年)以来、その整備を促進しており、平成8年「建設産業人材確保・育成推進協議会」において策定された「基幹技能者の確保・育成・活用に関する基本方針」に基づき、各専門工事業団体において進められております。

基幹技能者のメリット

(1)現場におけるメリット

生産性の向上、品質の確保・向上、コスト削減、技術者の負担軽減

(2)基幹技能者本人のメリット

資格取得により、一般の技能者からの尊敬・処遇改善、能力の向上

(3) 発注者・元請けの立場からのメリット

職長の能力を適正に評価するための共通の基準・尺度となりうるものであり、業者選定を行う際の参考になる

(4)専門工事業者からのメリット

自らの能力を客観的に示すことが出来る技能伝承の際の目安として有効なものになりうる

基幹技能者データベース

基幹技能者の資格制度の普及と基幹技能者の評価・活用を促進するため「基幹技能者データベース」を整備し、(財)建設業振興基金のホームページ「ヨイケンセツドットコム」で基幹技能者の氏名や所属する企業などの情報を公開しています。

基幹技能者の評価・活用等に関する取組

基幹技能者の一層の活用や建設業界における評価向上等を図る観点から、学識経験者、総合工事団体、専門工事業団体等で構成する「基幹技能者制度推進協議会」を設置し、基幹技能者制度の周知活動や活用促進に向けた方策の検討などを行っています。

  1. 客観性・信頼性向上確保のための取組。
    1. 認定講習内容・時間の改善
    2. 修了試験内容の改善
    3. 学識経験者等2名以上を含む一定人数によって構成される合議制による試験問題作成及び合否判定
    4. 公平な受験機会の確保
    5. 不合格者に対する特例措置について
    6. 試験事務規程等の整備
  2. 基幹技能者制度の普及と評価・活用を促進するための「基幹技能者データベース」を整備し、公開してます。
  3. 基幹技能者PRポスター制作・配布。
  4. 認定研修会修了試験合格者には、認定証及び資格証を発行。
  5. 認定者には、ヘルメット等に貼る基幹技能者の統一ロゴマークの表示された、シールを配布。

基幹技能者の資格取得方法

内装仕上工事基幹技能者推進協議会(日装連、全室協、ジェイシフ)で実施する認定研修会を受講し、認定されることによって取得することが出来ます。

詳細は、組合事務局までお問い合わせください。

082-507-3313(受付時間/平日9:00~17:00)info@hirosokyo.jp

日装連=日本室内装飾事業協同組合連合会
全室協=社団法人 全国建設室内工事業協会
ジェイシフ=日本建設インテリア事業協同組合連合会